挨拶は会話の基本。少しでも打ち解けられる雰囲気が作れればと思いますよね。
ですが教科書でよく習う「Hello. How are you?」「I’m fine, thank you. And you?」のやりとりはネイティブの間ではあまりしません。(もちろん間違っている訳ではありません)
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この何気無い会話の冒頭のフレーズは、地域や文化・個人などで傾向・ニュアンスが異なりますが、ここではオーストラリアでの挨拶についてお話ししたいと思います。
基本的にはオーストラリア人の多くがとてもフレンドリーで店頭や公共の場でも気軽でカジュアルな挨拶を好みます。日本語だと立場や状況によって敬語やタメ語などの使い分けに気を使いますが、オーストラリアでは立場関係なく親しみやすい挨拶が一般的です。(もちろんスーツを着るようなフォーマルな場ではくだけた言い方はしないなどの区別はしますが。)
例えばお店での挨拶もこんな感じです。
店員:「Hi, how’re you (doing)?」
お客:「Good, how’re you?」
店員:「Good, thank you.」
書くとそんなに難しくはないのですが、なにせオーストラリア人は超早口。コンマ(,)は無いんじゃないかと思うほど、間髪入れずに一気に喋ります。アメリカ英語と比べてハキハキと発音しないので、流れるような言い方になり、最初は挨拶でさえ聞き取れないなんてことも。。。
ですが、お店などでは上記のやりとりが定型の挨拶になっているので、これを覚えておくと旅行でも使えるかと思います。(お店に一歩踏み入れるだけで、店員さんの「Hi, how’re you?」が飛んでくるので、心した方が良いですよ。)
友達・家族間でも似たような感じです。
A「How’s it going?」
B「Not too bad. (悪くないよ・まあまあ) You?」
A「Pretty good.」
この「Not too bad.」は男性が使っているイメージがあります。(ブリスベンで留学していた時のホストファザーがよく使っていました。)
仲の良い友達同士なら「How’re you?」の代わりに「What’s up?(どうよ?)」を使ったりします。
いかがでしたでしょうか?挨拶は会話の始まりで印象をつくる大事なパートだと思います。国や地域で違いがあったりもするので、ぜひ色々研究してみてください。
アレックスの英会話教室では、挨拶のニュアンスやポイントなどについても、オーストラリア出身のアレックス先生が丁寧に答えてくれます。ぜひ様々な疑問を投げかけてみてください。