秋も深まってきてた日本では紅葉が綺麗な季節ですが、初夏になるブリスベン (Brisbane) では Jacaranda (ジャカランダ/紫雲木) が見頃です。
Jacaranda (Jacaranda mimosifolia) は主に亜熱帯に生息する落葉高木で、初夏(10月中旬〜11月)になると藤色の美しい花を咲かせます。冬に落葉してから花を咲かせるため、まるで紫色の桜のような景色になります。
中南米が原産国だそうですが、オーストラリアの街中にも好んで植えられていて、New South Wales州にある Grafton (グラフトン)という街では毎年この時期に Jacaranda Festical (ジャカランダ祭)が行われます。
ブリスベンでも人気の樹木で、2020年には13,500 本のJacarandaを植樹したそうです。
中でもブリスベン中心街からフェリーで15分ほどの場所にある公園 New Farm Park (ニュー・ファーム・パーク)は1864年に最初にJacaranda を植樹した場所で、お花見スポットとして有名です。
また、最近では中心街から徒歩10分ほどにある川辺のKangaroo Point (カンガルーポイント)の遊歩道も人気のスポットです。
この時期のブリスベンは暑さもそんなになく、過ごしやすい季節です。もし訪れることがあったらぜひお花見に出かけてみてくださいね。
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